お餅には意外な歴史が!?お餅を通して日本の歴史をより深く知ろう!!

 

お餅と言われて思い浮かぶのはどのようなお餅でしょうか?

焼き餅、柏餅、草餅など、お餅は様々な工夫がされ、愛されています。そして、この日本食の代表的な食べ物の一つとして知られるお餅、実は日本の歴史と非常に関わりの深い食べ物なのです。今回はそんなお餅についての歴史やお餅に込められた深い意味を特集していきます!

一万年以上前からある!?お餅の起源

諸説ありますが、お餅が日本に初めてやってきたのは、縄文時代だと言われています。当時、稲作がこの頃に伝来されたといわれており、歴史的には同時期に東南アジアから日本に伝わってきた可能性が高いです。縄文時代の米は赤米というもので現代の白米とは少し違っていました。赤米は白米よりもお餅づくりに適しており、広く普及した原因の一つとなっていると考えられています。 また、赤米は大変なご馳走で、特別な日にしか食べられず、現代の赤飯もこの頃の赤米を再現したものです。

季節の変わり目に食べるお餅!その起源とは

ではお餅は一年のうちにいつ食べられるのでしょうか?調べてみると、数多くの日にお餅を食べる習慣があることがわかりました。

正月(一月一日)

節分(二月十日)

桃の節句(三月三日)

端午の節句(五月五日)

七夕(七月七日)

土用の丑の日

このように日本では主に季節の変わり目にお餅を食べる習慣があります。では、何故季節の変わり目にお餅を食べる習慣が出来たのでしょうか?それは再び歴史を振り返ってみるとわかります。上述したように、お餅は縄文時代に伝えられたと言われています。そして、その後、弥生時代に稲作信仰というものが始まりました。古来の日本には自然を神として崇めるという習慣(アニミズム)があり、稲はその中でも特別な意味がある植物でした。稲作信仰というのは稲には「稲霊」「穀霊」という精霊が宿っているという考え方です。

特別な力を持つ植物の稲から獲れたお米は神聖な食べ物とされるようになりました。更に、その米を固めて作ったお餅や醸造したお酒は更なる強い力が宿ると考えられていました。その特別な精霊の力は、人間の生命力を高める、という意味があると信じられていたので特別な日に食べられるようになったという訳です。そして、歴史を重ねて平安時代に入る頃には、お餅は祭事には欠かせない食べ物となっており、現在と同じように、正月、節分、桃の節句、端午の節句、土用の丑の日、といった様々な季節の節目で食べられ始めたのです。このように、お餅が神聖で縁起の良い食べ物であるという意味が強まったのはこの頃です。

実はすごい!?鏡餅が持つ大きな力!

また、月に食べるものとしては鏡餅というものがあります。実は鏡餅はお餅の中でも最も強い意味を持つ餅なのです。鏡餅というと思い出されるのは下の写真のような特徴的な形です。

 あの形は三種の神器のひとつである「八咫鏡」に由来するものだと言われています。鏡餅という名前もこれに由来すると考えられます。鏡餅が作られ始めたのは平安時代といわれていますが、三種の神器という神聖な道具に見立てた鏡餅には新年の年神様の依代になるとされてきました。そして鏡開きとして木槌で叩き割ったものを人間が食べることによって無病息災のご利益を得ることができるという意味があるとされました。特別な力が宿ったお餅に更に年神様の力が宿り、大きな力を宿した食べ物として誕生したのが鏡餅だったのです!

 

如何でしたでしょうか。本日はお餅についての特集をしました。日本人にとってお餅が非常にゆかりの深い食べ物であることがお分かりいただけたかと思います。ぜひこの機会にお餅を食べてみてください!

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