ガリ、残してませんか?意外な効果と重要性をご紹介

こんにちは!寿司の名脇役「ガリ」、みなさん食べてますか?

寿司を注文すればわさび、お茶と共に添えられる定番の薬味。実はこのガリ、しっかりと正しいタイミングで食べることで寿司を何倍にも美味しくすることが出来るのです!ガリが寿司に添えられる理由は大きく三つ。今回はガリの効能と正しい食べ方について紹介していきます。

殺菌効果で生魚でも安心

まず一つ目の理由は、ガリが持つ殺菌効果です。ガリの元になっている食材である生姜には「ジンゲロール」「ショウガオール」と呼ばれる成分が含まれており、この成分には殺菌効果が含まれています。なんといっても魚は生ものなので、殺菌をしなければ危険です。そんな生ものでも安全に食べられるようにと、生み出されたのがガリなのです。わさびや醤油も同様に殺菌や抗菌の効果があるため、寿司を安全に食べるための様々な工夫が施されていることが伺えます。

発汗作用で体を綺麗に!

二つ目の理由はガリの持つ成分にある発汗作用にあります。生姜の成分に含まれるジンゲロールには発汗作用があります。これは体を温める効果があるので、冷たい生魚を食べても体が冷えません。また、デトックス効果もあるため、「ヘルシー日本食」の寿司とは相性抜群なのです。

寿司の後味をすっきりリセット

最後は、残っている後味を“リセット”する効果。寿司は基本的には様々なネタを楽しむものなので、口直しは重要です。濃い味のネタを食べた後にガリを食べることで、次のネタの味をはっきりと楽しむことができます。また、胃腸の働きを活発にして消化を助ける効果もあることから、よりたくさんの寿司を楽しめます。

どのタイミングでガリを食べればよいのか?この積年の疑問の答えは、「寿司と寿司を食べる間」でしょう!

 

また、諸説ありますが、イクラなどの軍艦巻きなどは醤油をつける時に逆さまにしてしまうと零れてしまうので、ガリを醤油につけて、塗るのがいいのだとか(ガリに醤油をつけすぎてしまうと、醤油がガリの味になってしまうので注意!)

ガリはお手拭き代わりだった??

最後にガリの歴史について興味深い説がありましたので、紹介します。ガリの発祥は古く、その歴史は江戸時代の前期まで遡ります。当時の寿司屋の多くは屋台の形式をとっており、江戸に住む人にとってはまさにファストフード。寿司は当時から手づかみで食されていました。

しかし、当時はお手拭きなどが出される時代ではありませんでした。手を洗わずに食べてしまえば手に付着した菌が体内に入り、病気になってしまう可能性がある上、乾燥した手で寿司を食べれば米粒が指についてしまい、心地よく寿司を食べることは出来ません。

そこでガリの登場です。寿司に手を付ける前にガリをつまんで指を湿らしてもらう、そして寿司をつまんだあとでまたガリをつまみ手を拭ってもらう。つまり、ガリは現代のお手拭きと同じ役割を果たしていたのです。

 

いかがでしたでしょうか?それとなく食べていたガリにも、実は寿司を安全に食べやすくするための重要な役割があったことをお分かりいただけましたでしょうか?ガリを残さず食べて、お寿司を2倍も3倍も楽しみましょう!

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