あなたの家庭はすまし派?みそ派?地域によるお雑煮の違い

日本人にとって、1年で1番大きな意味を持つ祝日はいつかと問われたら、お正月を思い浮かべる方が多いと思います。

お正月と切り離せない食べ物といえば、お雑煮約700年もの歴史を持ち、地域によって、味も見た目も大きく変わります。

年末にお餅や食材を神様にお供えをして、年が明けたらそれを神様からのお下がりとして頂く。ありがたいお料理ですね。

メキシコ人の友達に話したくなる、お雑煮の豆知識をご紹介します。

まずは汁から

一般的に汁を大きく2つに分けると、東日本ではすまし仕立ての汁が多く、西日本では味噌仕立ての汁が多いです。

すまし仕立てとは、鰹節や昆布で出汁を取った後に、醤油や塩で味付けをした汁のことを言い、比較的あっさりとした味になります。

地域によって薄口醬油を使ったり、濃口醤油や白醤油を使ったりすることで、さらに味が変わります。

すまし汁の場合、汁が濁らないように具を下茹ですることもあります。

味噌仕立ての汁にも白味噌を使ったり、赤味噌を使ったりと、味噌の種類の数だけ違いがあります。

味噌仕立ての場合、具の素材のうま味を残すために、下茹ではしないことが多いです。

四角い?丸い?餅の違い

餅の形の違いについては、東日本が四角の餅が多く、西日本が丸型の餅が多く見られます。

「円満」の象徴と言われる丸形は食文化の中心地、京都から西日本に広がりました。

江戸では当時世界一の人口がおり、餅をついて丸形にするまでの余裕がなかったのではないかという説もあります。

餅の調理方法も最初から煮る場合や焼いた餅を汁に入れる場合、そして焼いた餅を煮る方法など人によって好みが分かれますよね。

特に丸形の餅を使う西日本では餅の形が崩れやすいので、最初に餅を焼く風習があります。

まるでぜんざい!一風変わった雑煮も

例えば、鳥取県ではあずきと砂糖を使った甘いお雑煮を食べます。

この場合、あまり具を入れずに餅とあずきというシンプルな組み合わせで、ぜんざいのように食べることがあります。

他には、あんこ入りのお餅を使う香川県のお雑煮や、牡蠣を具材に入れた広島県のお雑煮食べるときにきな粉をつける奈良県のお雑煮など、一風変わったお雑煮が日本にはたくさんあります。

基本的に野菜やお肉、もち米などの具材はご当地の名産品を使って作られている場合が多く、その名産品を美味しく食べるための手法として調理方法が異なっているのです。

お雑煮の種類の数だけ、日本全国のおいしさの数があると言っても良いかもしれませんね。

みなさんもぜひ、いつも食べているお雑煮とは少し違った味のお雑煮に挑戦してみてはいかがでしょうか!

 

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